g015:春の鎌倉街道を歩く

(谷田さん投稿)

 去る4月11日埼玉県・入曽から西大家までの約15kmを40余人の仲間と歩いて来ました。春たけなわの街道筋には、花みずきが満開でシモクレンやモッコウバラも咲き揃い、道端にはムラサキハナナ(花ダイコン)が咲き乱れて、それは見事な花々の競演でした。道すがら、奈良時代からと伝わる史跡「七曲の井」の深さ15mにも達する巨大な遺構や、幕府により謀反の疑いで殺害された木曽義仲の嫡男清水冠者義高を祭神とする清水八幡、さらには北条高時の遺児時行が鎌倉幕府再興のため、諏訪から出兵して足利直義とこの地で干戈を交えた女影(おなかげ)古戦場跡【ここで勝利した時行はさらに兵を進め一時的に鎌倉の地を占領した(中先代の乱) 】などを巡って、ひととき900年前の往時を偲ぶウォーキングとなりました。

 

 この11月まであと5回にわたって最終目的地の新田義貞挙兵の地、高崎まで歩き通す予定にしています。

 

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コメント: 1
  • #1

    鈴木 和雄 (水曜日, 02 5月 2018 20:14)

    毎回の歴史を踏まえたウォーキング記述楽しみにしています。完歩を期待しています。